そうだ!ペットと旅に行こう!需要高まる「ペットツーリズム」新施設 続々〈宮城〉

需要高まる「ペットツーリズム」

 飼い主がペットと旅行をする「ペットツーリズム」が宮城県内でも広がりつつあります。ペットを受け入れられるよう施設を整備した旅館や専用の宿泊施設も誕生し、新たな旅のスタイルを提案しています。

梅島三環子アナウンサー
「川崎町の青根温泉です!こちらに今年4月ペットと楽しめる宿泊施設がオープンしました。ドーム型のテントの中では豪華なキャンプ、グランピングが楽しめます」

 青根温泉で3つの宿を営む「坊源」が手掛けた「ハナブサドッグランピング」。こちらは、この日初めて宿泊する三本菅さんご一家。旅の主役は3歳の女の子リーちゃんです。

梅島三環子アナウンサー
「リーちゃんとは、旅行はよくする?」

三本菅 通次さん
「そうですね。留守番させられないので一緒に犬と泊まれるところを探して行っています」

「リーおいで!リーどこいくの?」

 リーちゃん、初めての施設ですが、緊張した様子はありません。泊まる部屋も見せてもらいました。

梅島三環子アナウンサー
「失礼します!白を基調としていてすごく明るい雰囲気!

ハナブサドッグランピング 菅原正晃 マネージャー
「清潔感もありますし、非日常を味わえる空間をご用意しております」

 一室大人4人、犬3頭まで泊まることができます。室内にはさまざまな配慮が…。

ハナブサドッグランピング 菅原正晃 マネージャー
「ワンちゃんが慣れない所で一泊する中、動き回って物を壊しちゃったりという心配もあると思うが、そういったストレスも極力無いように置く物は最小限で用意している」

 それぞれのテントには、キッチンやトイレが完備されたログキャビンも併設され、ペットと離れることなく夕飯も一緒に食べることもできます。飼い主にとってはこんなポイントもうれしいようです。

三本菅まり江さん
「犬連れで行けるところによく行くけれど、ベッドに上がれなかったり、規定のある所が多い。ベッドに乗ってもいいというのは、一緒に寝ている飼い主にとってはありがたいと思います」

 宮城県内でも広がりつつある「ペットツーリズム」。全国の事情に詳しい専門家は、ニーズの高まりはペットと飼い主の「関係性の変化」によるものと考えています。

ペット・ツーリズム連絡協議会 東海林克彦さん
「コンパニオンアニマルと言われるほどにペットが家族同然の存在になってきている。子供や孫のような存在になって、一緒に人生を共に楽しみたいという人が増えて、ライフスタイルが変わったということだと思う」

 需要の高まりを受けて、温泉旅館やホテルでもペット同伴を歓迎するところが増えています。

梅島三環子アナウンサー
「蔵王町遠刈田温泉のこちらの宿。12才以下の子供は宿泊できないという落ち着いた雰囲気を大切にした宿ですが、こちらにも今年からペットと一緒に泊まれる部屋が誕生しました」

 別邸「山風木」。2300坪という広大な敷地にわずか13部屋しかないぜいたくな空間づくりを意識したこちらの宿。ペットと共に過ごせる施設は別棟として今年1月、誕生しました。

梅島三環子アナウンサー
「造りは離れでとても寛げそうですね!」

別邸山風木 佐々木渓一 マネージャー
「本館から離れたところで、他のお客さまに気を使わず一緒に過ごしていただけるよう作られています」

 じつは、マネージャーもオーナーもペットをこよなく愛する愛犬家。自分たちの理想の施設を模索し、この別棟を作りました。ペットも泊まれる部屋は二棟限定。それぞれにウッドチップを敷き詰めたプライベートドッグランがついています。室内は滑りにくい床材を使用し、床暖房を設置。いつも一緒にいるペットを安心させる一方、こんな配慮も…。

別邸山風木 佐々木渓一 マネージャー
「食事はロータスダイニングでお召し上がりいただきます。こちらでしか出せないお料理がたくさんあり、旬の食材を一番おいしく調理して、できたてのタイミングを大切にしてお客さまのテーブルに持っていくことが一番のこだわりです」

 食事と温泉のときはペットと少し離れ、飼い主に寛いでもらおうというのが宿のコンセプト(…続きを読む)。